2009年11月20日金曜日

PHPでグラデーション画像を作成する



PHP GDは、image関数を使って画像のサイズをリサイズする時によく利用します。


サンプルもググルとたくさんあるので使ってる方も多いかと思います。


いろいろな用途に使われているGDですが、意外とグラデーションをかけた画像を


GDで作成してるサンプルが無いことに気がつきまして書いてみました。





というのも、ものぐさな私はPhotoShopとかでいちいち画像を切り抜くのが非常に大嫌いなもので


ちょっとしたデザインの変更で背景のグラデーション部分を再度切り抜き直したりすることが


発生するとキーーーーっとなってしまいます。





そんなおりプロトタイプのときくらいは、動的に画像を生成してもいいでしょ!


っと、ものぐさな考えを実践すべくだらだらサンプルを探していたのですが


ちょうどいいのが見つからずあきらめて書くことにしました。


まぁ、単純にグラデーションを書ける方向にimageLine で色を変えた線を引く!


ということをやっただけです。かなりあっさりした感じでかけます。


つまり、ことさらサンプルあげるほどでもないというのが実状だったのかも。。。




$sc = 'ffffff'; // 開始色
$ec = '6699aa'; // 終了色

$w = 150; // 画像幅
$h = 50; // 画像高さ

$im = imagecreatetruecolor($w, $h);
$bgc = imagecolorallocate($im, 255, 255, 255);

$al = gradDiv($sc, $ec, $h);
$sc = str2hec($sc);

for($i=0; $i<$h; $i++){
$bgc = imagecolorallocate($im
, $sc['R'] + $al['R'] * $i
, $sc['G'] + $al['G'] * $i
, $sc['B'] + $al['B'] * $i );
imageLine($im, 0, $i, $w, $i, $bgc);
}

header('Content-Type: image/png');
imagepng($im);
imagedestroy($im);

exit;

function gradDiv($sc, $ec, $l){

$S = str2hec($sc);
$E = str2hec($ec);

return array( 'R'=>($E['R'] - $S['R']) / $l
, 'G'=>($E['G'] - $S['G']) / $l
, 'B'=>($E['B'] - $S['B']) / $l);
}

function str2hec($col){
$R = hexdec(substr($col, 0, 2));
$G = hexdec(substr($col, 2, 2));
$B = hexdec(substr($col, 4, 2));

return array('R'=>$R, 'G'=>$G, 'B'=>$B);
}


上記のPHPで以下のようなグラデーションのかかった画像が表示できます。


f:id:bushimichi:20091120013603p:image


ちょっとした変更にもすぐ対応できるので


プロトタイプ用のサイトを作るときなどに重宝します。





2009年11月19日木曜日

OpenIDでmixi id を利用する時には証明書が2つ必要



サンプルにしたがって、mixi OpenIDのサンプルコードを動かしてみた時の備忘録


インストール方法などは以下の参考サイトを参照


参考:http://d.hatena.ne.jp/botchy/20080820/1219255653


mixi 証明書の取得は、以下の2つ必要


https://mixi.jp


https://id.mixi.jp


取得方法は、参考サイトを見てください。


この2つの証明書がmixi OpenIDの曲者です。


これを1つの証明書 both.crtにする必要があります。


どちらかの証明書にもう片方を追記します。(テキストエディッタで編集)


最初はわからなくて別々にcurl_setopt してましたが全くダメでした。








あとは上記の証明書を読み込むようにOpenID Libraryのソースに書き加えます。


Auth/Yadis/ParanoidHTTPFetcher.php 132行目と196行目付近



if ($this->isHTTPS($url)) {
curl_setopt($c, CURLOPT_CAINFO, '/path/to/both.crt');
}


忘れるとまたはまりそうなのでそのための備忘録です。





2009年11月1日日曜日

PHPで、先月、翌月などを扱うときの注意



※ かなり初歩的な話ですのでご了承ください





PHPで、先月、翌月の月を取得するような場合、以下のようなプログラムを書いてしまいませんか?




echo '先月 => '. date('m', strtotime('-1 month')) .'<br>';
echo '今月 => '. date('m') .'<br>';
echo '翌月 => '. date('m', strtotime('+1 month')) .'<br>';


------ 結果 ------

前月 => 10
今月 => 11
翌月 => 12


(今日を11月01日とした場合です)



上記の結果は期待した結果で現状11月01日の場合は問題ありません。





ところが、10月31日の場合を例にとって見ます。




echo '前月 => '. date('m', strtotime('2009-10-31 -1 month')) .'<br>';
echo '今月 => '. date('m', strtotime('2009-10-31') ) .'<br>';
echo '翌月 => '. date('m', strtotime('2009-10-31 +1 month')) .'<br>';


------ 結果 ------
先月 => 10
今月 => 10
翌月 => 12



大変なことに、先月が10になってしまいました。


もっと、過去にもどって見てみると







for($i=1;$i<=12;$i++){
echo $i. 'ヶ月前 => '. date('m', strtotime('2009-10-31 -'.$i.' month')) .'<br>';
}

------ 結果 ------
1ヶ月前 => 10
2ヶ月前 => 08
3ヶ月前 => 07
4ヶ月前 => 07
5ヶ月前 => 05
6ヶ月前 => 05
7ヶ月前 => 03
8ヶ月前 => 03
9ヶ月前 => 01
10ヶ月前 => 12
11ヶ月前 => 12
12ヶ月前 => 10



もう、ありえないことになってしまいますね。


よく見ると31日のある日とない日で計算が狂ってしまうという内容です。


2月にいたっては、29~31日もアウトですね。





これはおそらく10月31日の1ヶ月前は9月31日となり


9月31日とは9月30日の次の日だから10月1日のことになるってことでしょう。


そのため、10月31日の1ヶ月前の月は10月って事になります。





strtotime の -1 month とは、日付はそのままで月だけ1減らすという意味で


決して先月にシフトするという意味ではない。


関数を作った側の理屈はなんとなくあっている気がするのですが


使ってる側にしてみると間違いやすいポイントかなと思います。





従いまして、先月、翌月とかを正確に取得するには現在の日を考慮いれて


今月の1日から起算して1ヶ月前とかになるようにします。




echo '先月 => '. date('m', strtotime(date('Y-m-1').' -1 month')) .'<br>';
echo '今月 => '. date('m') .'<br>';
echo '翌月 => '. date('m', strtotime(date('Y-m-1').' +1 month')) .'<br>';

------ 結果 ------

前月 => 10
今月 => 11
翌月 => 12







for($i=1;$i<=12;$i++){
echo $i. 'ヶ月前 => '. date('m', strtotime(date('Y-m-1').' -'.$i.' month')) .'<br>';
}

------ 結果 ------

1ヶ月前 => 10
2ヶ月前 => 09
3ヶ月前 => 08
4ヶ月前 => 07
5ヶ月前 => 06
6ヶ月前 => 05
7ヶ月前 => 04
8ヶ月前 => 03
9ヶ月前 => 02
10ヶ月前 => 01
11ヶ月前 => 12
12ヶ月前 => 11






ぶっちゃけ、昨日上記のバグを発見したからこのエントリーなんですけどね(汗)


かなり初歩的なバグが混入していて情けない思いをしました。未熟者です。


こんなのは常識だよーって言われそうですが、知らない人がいましたら後学のために参考になれば幸いです。





hamachi 0.9.9.9-20 linux が突然つながらなくなったら。



最近、Windows用のhamachi がアップデートされて hamachi2 になったのですが


いままで通信できていたLinux用のhamachi(Linux 0.9.9.9-20)とつながらなくなってしまった。


Windows用のhamachiは結構な頻度でアップデートされていたが


Linux用はずっとアップデートされてなかったのでとうとう互換性がなくなって


見捨てられたんだ、とちょっとあせった。





よくよく調べてみると結構同様のことで皆さん困っているようで


コミュニティーサイトには、hamachi2との接続の際に


デフォルトのKeepAliveの設定が短く変更されたことが原因ではないか?って事らしい。


http://community.logmein.com/logmein/board/message?board.id=HamLinOSX&thread.id=79&view=by_date_ascending&page=2





そこで、KeepAlive設定を変更するには config ファイルに書け


みたいなことが掲載されていたので試してみた。





まず、linux側の各ユーザの .hamachiフォルダ(hamachiの設定が保存されている)


に、新規作成でconfigファイルを作成




touch ~/.hamachi/config






config ファイルの中に以下のKeepAliveの設定を書く




vi ~/.hamachi/config

KeepAlive 10






hamachi の再スタート




hamachi stop && hamachi start



一応上記の作業で無事に接続できました。


config ファイルを自分で新規作成するのがポイント!


初めはどこにあるのかわからず、探し回って苦労しました。








hamachiは、普段から結構利用していたので急に使えなくなると


慌てるもんですね。かなり依存度が高いことが自分なりに分かりました。


また、1つのツールに頼るのも良くないなぁと痛感。